駿河トラフ沿いのフィリピン海プレートがユーラシアプレートの下にもぐり込み、発生したエネルギーによって起こる地震です。
駿河トラフに沿う地域では、90年から150年の周期で、繰り返し巨大地震が発生しており、1854年の安政東海地震以来、大地震がなく既に150年以上も経っているため、いつ起きても不思議ねないと考えられており、今後30年間で地震が発生する確率は87%と言われています。
「東海地震の想定震源域」と「想定される震度分布」 出典:内閣府「中央防災会議資料」より
「東海地震防災対策強化地域図」 出典:内閣府「ホームページ」より
○交通規制は・・・
交通の混乱と交通事故の発生を防止し、地域住民の円滑な避難、緊急輸送を円滑に行うため、交通規制を行います。
概ね相模川以西が通行禁止区域(車両通行が原則として禁止される地域)となり、概ね相模川以東が通行制限区域(通行禁止区域方向への車両が抑制される地域)となります。
○バスは・・・
強化区域内(平塚市、小田原市、茅ヶ崎市、秦野市、厚木市、伊勢原市、海老名市、南足柄市、寒川町、大磯町、二宮町、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町、箱根町、真鶴町、湯河原町)では、運行は中止されます。
強化地域外では、それぞれの路線の実状を踏まえて可能な限り運行を継続します。
○鉄道は・・・
東海地震は、大規模地震対策特別措置法に基づき、予知のための観測が24時間体制で実施されており、観測データにより気象庁から危険度に合わせ3段階の「東海地震に関する情報」が発表されます。